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Taylor 710 ネック折れ修正
見事にネックとボディーが離れてしまっています。 Taylorは、ネックとボディの接合にボルトも使用しているので、ボルトが埋め込まれたヒール部分は、ボディに接合されたままの状態になっています。 少し古いTaylorですので、よく弾き込まれているため、塗装の状態なども年代相応に古くなっており、この状態を出来るだけ崩さないように仕上げる必要もあります。 さらに塗装には、ウレタン系塗料が使用されているため、ラッカー塗装とは違った注意を払う必要があります。 また、弦を張ると大きな負荷がかかる部分でもあるので、それを想定して破損前と変わらない弦高・セッティングになるように仕上げる必要があります。






ネックヒール周辺と、ネック周りサイド板周辺の塗装と部分的な着色等を行いました。
ネック下部分は、最初にボルトを外してネックのみを接合し、仕上げた上でボディーと接合しました。
ネックの折れ目部分は、僅かながら亀裂跡の線が出ているだけで、ほとんど分からない程度に仕上げっています。
ボディーとの境目の仕上げも違和感なく綺麗に接着することができました。
特に今回は、古いオリジナルの塗装とリペアした新しい塗装との違和感を無くす事に配慮して仕上げました。
塗装の艶感などは、オリジナルとの区別はできない程です。
また、心配していた弦高などもリペア前とほぼ変わりなく弾き易い状態で、お客様にも非常にご満足頂けました。
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