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Gibson LG-1 ネック折れ

写真からも分かるように、綺麗に2つに分断され、折れてしまっています。
立て掛けていたスタンドから誤ってギターを倒してしまい、残念な結果となってしまいました。
もちろんこのままでは弾けません。
また、お客様もこのギターに思い入れもあって今回リペアをご依頼頂きました。
裏側から見た画像からは、アジャスタブル・ロッドのナット部分が見えています。
ギターのネックが折れてしまった場合のほとんどは、今回のギターと同じように、ナット(0フレット)付近からペグ方向にかけての部分で折れてしまいます。
ヘッドに角度がついているギターの場合、どうしてもその部分の強度が弱くなってしまうからです。
 













折れた部分を接着し、さらに補強材を仕込んで強度を上げています。 ボリュートをつけ、厚みを持たせる補強も可能ですが、ルックスが変わってしまいますので、今回それは行わず、できるだけ目立たないように内部に補強材を仕込んでいます。

続いて裏側は、表と違い、木目が見える塗装なので、普通に接着&塗装をしても、折れた部分の割れ目は大きく傷跡として残ってしまいます。

そのため、その付近にはカラーリングを施し、傷跡が分からないように仕上げました。
もちろん、単に色を付けただけでは逆に目立ってしまうため、実際の木目に近いようにカラーリングを行っています。
こうすることで一見したくらいでは、折れた部分の割れ目やカラーリングした部分がどこなのかが分からないくらい違和感なく仕上げることができました。
 
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